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「参る」は日常会話でもビジネスシーンでも頻繁に使われる言葉ですが、正確な意味と使い分けに自信がありますか?
「参る」は、大きく分けて 「行く・来る」の謙譲語 と 「困る・まいってしまう」 の2つの意味を持つ日本語です。ビジネスシーンでは特に謙譲語としての使い方が重要で、正しく使えるかどうかで相手に与える印象が大きく変わります。
この記事では、タイミーキャリアプラスの視点から、「参る」の意味・使い方・ビジネスでの例文を網羅的に解説します。
「参る」は、自分の行動をへりくだって表現する謙譲語です。
「行く」や「来る」を丁寧に表現する際に使います。自分(または自分の身内)の行動に対して使う言葉であり、相手の行動には使いません。
| 普通の表現 | 謙譲語(参る) | 例文 |
|---|---|---|
| 行く | 参る | 明日、御社に参ります |
| 来る | 参る | 先ほど、こちらに参りました |
⚠️ よくある間違い: 「お客様が参りました」は誤りです。相手の行動には尊敬語「いらっしゃる」を使い、「お客様がいらっしゃいました」が正しい表現です。
「参る」には、精神的・体力的に追い詰められるという意味もあります。
こちらは敬語ではなく、日常会話で使われる表現です。
ビジネスの場ではこの意味で使うことは少ないですが、同僚とのカジュアルな会話では自然に登場します。
ビジネスメールでは、訪問や移動を丁寧に伝える際に「参る」を使います。
💼 例文:
- 「明日14時に御社へ参りますので、よろしくお願いいたします」
- 「来週の会議には、部長の田中も参る予定です」
- 「ご指定の場所へ参りますので、詳細をお知らせいただけますでしょうか」
口頭では「参ります」の形で使うことが多いです。
「参る」と「伺う」はどちらも「行く」の謙譲語ですが、ニュアンスが異なります。
| 参る | 伺う | |
|---|---|---|
| 種類 | 謙譲語Ⅱ(丁重語) | 謙譲語Ⅰ |
| 意味 | 自分の行動をへりくだる | 相手のもとへ行くことを敬う |
| 使い方 | 行き先を問わず使える | 相手のもとへ行くときに使う |
| 例 | 「東京へ参ります」 | 「御社に伺います」 |
💡 使い分けのコツ:
敬語の誤用は、ビジネスでの信頼を損なう原因になります。
→ ⭕「お客様がいらっしゃいました」(相手には尊敬語を使う)
→ ⭕「いらっしゃいましたか?」(「参る」に尊敬の「られる」をつけるのは矛盾)
→ ⭕「お越しください」「いらしてください」(「参る」は自分の行動にのみ使う)
「お参りになる」は慣用的に認められていますが、「お参りされる」は過剰です。
「参る」自体が謙譲語なので、さらに敬語を重ねると不自然になります。ただし、「神社にお参りする」の「お参り」は名詞化しているため問題ありません。
社外の方や目上の方に対しては「参ります」を使いましょう。 同僚や部下に対しては「行きます」で十分です。TPOに応じた使い分けがビジネスマナーの基本です。
両方で使えます。 メールや文書でも、電話や対面でも自然に使える表現です。「参ります」「参りました」の形で使うのが一般的です。
「参じる」も「行く」の謙譲語ですが、やや古風な表現です。 現代のビジネスシーンでは「参る」を使うのが一般的です。「馳せ参じる」という慣用表現で見かけることはあります。
適切です。 「本日は面接のために参りました」は正しい謙譲語の使い方です。面接では敬語力も見られるため、「参る」を正しく使えることはプラスの印象を与えます。
はい、正しいです。 「参る」(謙譲語)+「ます」(丁寧語)で「参ります」となります。ビジネスシーンではこの「参ります」の形で使うのが最も一般的です。
正しい敬語は、ビジネスでの信頼構築の第一歩です。
※ 上記の職種・業界情報は一般的な傾向を示すものであり、個人の経験やスキルによって適性は異なります。具体的な求人情報や条件については、各求人サイトや企業の公式情報をご確認ください。
