2026/4/30
高校を卒業せずに高卒認定試験に合格した場合、履歴書の学歴欄にどう書けばいいのか迷っていませんか?
「高卒認定」と「高卒」は似ているようで違う扱いになります。書き方を間違えると、採用担当者に誤解を与えてしまう可能性もあります。タイミーキャリアプラスでは、高卒認定を持つ20代の方からの転職相談も多く受けています。この記事では、高卒認定の履歴書への正しい書き方から、就職活動での注意点まで、実践的に解説します。
「高卒認定」とは、「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」の合格者に与えられる資格で、「高校卒業と同等の学力がある」と国が認定するものです。
高卒認定は、高校を卒業していなくても取得できます。全科目に合格することで、大学・短大・専門学校の受験資格が得られます。しかし重要なのは、高卒認定は「高校卒業」と同じではないという点です。
高卒認定と高卒の違い:
企業によっては「高卒以上」という条件を「高卒認定でもOK」と解釈する場合もありますが、「高校卒業」を厳密に求める企業では、高卒認定は「中卒」と同じ扱いになることもあります。履歴書を書く前に、応募先の求人条件を確認しましょう。
高卒認定を持っていても、高校を中退している場合は「高校中退」という事実があります。この2つを履歴書に正確に記載することが大切です。
「高卒認定を取ったから高校中退の事実を書かなくていい」と思う方もいますが、それは誤りです。高校に在籍していた事実は学歴の一部として正直に書く必要があります。隠すと経歴詐称になるリスクがあります。
高卒認定取得者が履歴書に書く内容:
💡 ポイント: 高卒認定は「学力の証明」であり、「高校卒業の代替」ではありません。履歴書では正確に記載し、面接で前向きな説明ができるように準備しておきましょう。
高卒認定の記載は「高等学校卒業程度認定試験 合格」と書くのが正式な表記です。「高卒認定取得」という略称ではなく、正式名称を使いましょう。
履歴書の学歴欄は年代順に書くのが基本です。高校を中退していた場合は、入学・中退の流れを書いた上で、高卒認定試験の合格を記載します。
高校に在籍していた場合の記載例:
| 年月 | 学歴の内容 | ○年○月 | ○○高等学校 入学 |
|---|---|---|---|
| ○年○月 | ○○高等学校 中途退学 | ○年○月 | 高等学校卒業程度認定試験 合格 |
「中途退学」という表現は「自主的に退学した」意味で使います。「退学」は強制退学を連想させる場合があるため、「中途退学」の方が適切です。
中学卒業後すぐに高卒認定を取得した場合(高校に進学しなかった場合)の記載例:
| 年月 | 学歴の内容 |
|---|---|
| ○年○月 | 高等学校卒業程度認定試験 合格 |
高卒認定の記載では「合格年月」を正確に書くこと、「高卒」と誤解させる書き方を避けることが重要です。
「合格」という言葉を書き忘れて「高等学校卒業程度認定試験」だけ書いてしまうと、受験しただけで合格していないように見えることがあります。必ず「合格」まで記載しましょう。
記載の注意点:
| 🔄 NG例 vs. OK例 |
|---|
| OK:「高等学校卒業程度認定試験 合格」(正式名称で記載) |
「高卒以上」の求人に対して、高卒認定で応募できるかどうかは企業によって異なります。事前に確認するか、応募書類に記載した上で面接で確認するのが確実です。
求人の「高卒以上」という条件の解釈は企業によって異なります。高卒認定を「高卒と同等」と見なしてくれる企業もあれば、「高校を卒業していること」を厳密に求める企業もあります。
高卒認定でも応募しやすい求人の特徴:
タイミーキャリアプラスでは、高卒認定をお持ちの方でも応募できる求人への転職実績があります。営業職・販売スタッフ・施工管理・食品・フードサービスなど、学歴不問・未経験OKの求人へのサポートも行っています。
面接では「高卒認定を取得した理由」と「その後どう活かしてきたか」をセットで伝えると、前向きな印象を与えられます。
「高校を中退している」という事実をネガティブに捉えられるかもと不安な方も多いです。しかし、高卒認定を取得してさらに前進してきたという事実は、あなたの主体性と学習意欲の証明でもあります。
面接でのポジティブな伝え方:
「高校を中退しましたが、その後高卒認定試験に合格し、○○の仕事で○年の経験を積んできました」というような形で、前向きに説明できる準備をしておきましょう。
| 💼 面接での高卒認定の説明例 | 「高校在学中に体調を崩して中退しましたが、その後回復して高卒認定試験に合格しました。以降は○○の仕事で実務経験を積んでおり、今回はその経験を活かして御社の○○職に挑戦したいと考えています。」 |
|---|
高卒認定を持っている方は、学歴を気にせず「実務経験・スキル・意欲」で勝負できる求人を選ぶことが、就職・転職成功のポイントです。
「高卒認定だから就職先が限られる」と思い込んでいる方も多いですが、実際には学歴よりも経験・スキル・コミュニケーション力を重視する企業は多くあります。特に営業職・販売スタッフ・施工管理などの職種では、未経験・学歴不問で採用している企業も少なくありません。
高卒認定からキャリアを積むステップ:
| ステップ | やること | 期間の目安 |
|---|---|---|
| ② | 履歴書の学歴欄を正確に記載する | 1〜2日 |
| ④ | 入社後に実績を積み、次のキャリアへの土台を作る | 1〜3年 |
高卒認定を持つ方が転職活動をする際、最も重要なのは「経歴を正直に書くこと」と「自分の強みを明確にすること」です。
経歴の隠蔽や誤魔化しは、採用後に発覚した場合に重大な問題になります。高校中退の事実、高卒認定の取得、その後の職歴をすべて正直に記載した上で、自分のアピールポイントを明確にすることが大切です。
アピールできる強み:
| ✅ 高卒認定からの転職活動セルフチェック |
|---|
| □ 高等学校卒業程度認定試験 合格と正式名称で記載しているか |
| □ 自分の実務経験・スキル・強みを整理しているか |
書けません。高卒認定は「高校卒業と同等の学力がある」という資格であり、「高校を卒業した」事実とは異なります。履歴書には「高等学校卒業程度認定試験 合格」と正確に記載する必要があります。「高卒」と記載すると経歴詐称になる可能性があります。
はい、書く必要があります。高校に在籍していた事実は学歴の一部として、入学・中退を含めて記載しなければなりません。省略すると経歴詐称になるリスクがあります。正直に記載した上で、面接で前向きな説明ができるよう準備しましょう。
企業によって判断が異なります。「高卒認定でもOK」とする企業もあれば、「高校を卒業していること」を厳密に求める企業もあります。不明な場合は、採用担当者に直接確認するか、「学歴不問」「未経験OK」の求人に応募する方が確実です。
大学に進学した場合は、高卒認定の記載の後に大学の入学・卒業(または在学)を続けて記載します。大学を卒業しているなら、学歴の最終学歴は「大学卒業」になります。高卒認定は大学進学の資格として使った記録として残ります。
正直に、かつ前向きに答えることが大切です。「家庭の事情で」「体調を崩して」など、事実を簡潔に伝えた上で、「その後高卒認定を取得し、○○の経験を積んできました」と現在の自分の強みにつなげましょう。過去のことより、現在の意欲と将来の目標を中心に伝えるのが効果的です。
高卒認定を持っていても、あなたの実務経験・スキル・意欲は十分なアピールポイントになります。タイミーキャリアプラスでは、高卒認定をお持ちの方の転職サポートも行っています。営業職・販売スタッフ・施工管理など、学歴不問・未経験OKの求人へのキャリアチェンジをお手伝いします。